脂肪肝で痛い目に遭う前に|アルコールの過剰摂取にご用心

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肝臓がフォワグラ状態に

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アルコールより糖質が怖い

日本人の4分の1は、肝機能に何らかの障害を抱えていると言われています。なかでも多いのが脂肪肝で自覚症状はほとんどありませんが、放っておくと肝硬変や肝臓がんのリスクが高くなるため定期的な検診が重要です。脂肪肝は肝臓に中性脂肪が溜まり、比率が5%を超えた状態を言います。アルコールは中性脂肪に変わりやすいため、酒を飲む人に多い病気と考えられています。しかし実際の原因は、糖質の摂りすぎのほうが多くなっています。消費しきれないエネルギーが、脂肪に変わって肝臓に溜まるからです。また運動をせず食事制限のみでダイエットをしたときも、脂肪肝になりやすいと言われています。こうした原因による脂肪肝は、今後も増加していくと考えられます。

肝機能の改善を

脂肪肝を予防するには、アルコールを飲みすぎないことは当然ですが、ご飯やパンなどの炭水化物を控えめにすることも大切です。果物は体に良さそうなイメージがありますが、果糖は中性脂肪を増加させやすいという研究データがあるので、食べすぎないように注意が必要です。肝機能を改善するサプリメントとしては、タウリンやオルニチンが挙げられます。タウリンは肝臓の細胞を保護し、オルニチンは肝臓から分泌される酵素の働きを助ける作用があります。また茶カテキンには活性酸素を除去し、肝臓のダメージを防ぐ効果が期待できます。ただしサプリを飲んでいても、暴飲暴食を続けていては意味がありません。腹八分目と適度な運動を心がけることが大切です。